ブラジルのジェンダー平等と身体表現
~カポエイラにおける女性たち、リオのファヴェーラ、先住民族の女性たちの活躍から~
①13:15-14:15 カポエイラミニワークショップ/荒川幸祐
②14:30-16:30 トークイベント
[1]世界カポエィラ女性フォーラム「シャマーダ ジ ムリェール」の紹介/荒川幸祐
[2]リオの黒人女性マーチ、先住民女性国会前デモの紹介/下郷さとみ
[概要]
3月8日の「国際女性デー」に向け、ブラジルのカポエイラにおける女性、ファヴェーラ(スラム)の女性たち、先住民族の女性たちの活躍に迫ります。不当な差別と抑圧を跳ね返そうと生き、連帯するブラジルの人々のたくましさ、自由さに触れてみませんか。
多様な国ブラジルの豊かな民衆表現のひとつに、アフリカから強制連行されてきた奴隷たちが育んだ抵抗の格闘術カポエイラがあります。カポエイラ界では珍しい女性の代表者メストラ・ジャンジャさんが率いるグループ「カポエィラ・インジンガ」京都支部代表の荒川幸祐さんからご報告いただくのは、世界中から女性カポエイリスタが集まり、多様性、ジェンダー平等、アフロブラジル文化における女性の自由な表現について語られたアルゼンチンでの[Chamada de Mulher シャマーダ・ジ・ムリェール]の様子です。人数限定でカポエイラミニワークショップも開催します。体験してみたい方は是非この機会に!
もう一人のゲストにはジャーナリストの下郷さとみさんをお迎えします。サンパウロ、リオデジャネイロのファヴェーラ(スラム)に生きる人々に密着し、近年アマゾン先住民族の支援活動に尽力されていらっしゃるご経験から、ファヴェーラの女性たちの社会活動と、昨年7月にリオで行われた黒人女性マーチ、そして先住民の女性たちによる国会議事堂前でのデモの様子をご紹介いただきます。
なんだか難しそう?…と感じられるかもしれません。でもこのお話しは全て、地つづきで地球の裏側日本のわたしたちにもつながる話し。決して意識高い系ではなく、どなたでも楽しみながらご参加いただけます。たくさんの写真と映像でお送りしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
会場では横浜のヴィーガンレストラン「2 bananeira」のうわさのおやつ「ココリーニャ」「エスキーバー」がお楽しみいただけます◎
[内容]
①13:15-14:15 カポエイラミニワークショップ/荒川幸祐(Grupo Nzinga Capoeira Angola Kyoto) ②14:30-16:30 トークイベント [1]世界カポエィラ女性フォーラム「シャマーダ ジ ムリェール」の紹介/荒川幸祐 [2]リオの黒人女性マーチ、先住民女性国会前デモの紹介/下郷さとみ
[参加費] 1200円 ①②とも参加の方は通し2000円
[会場] 芸能花伝舎A2(東京都新宿区西新宿6-12-30)
[アクセス] https://www.geidankyo.or.jp/12kaden/chizu/index.html
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅徒歩8分 都営大江戸線「都庁前」駅徒歩10分
[対象] どなたでもご参加いただけます。(先着20名)
[申込] 要事前予約(会場の都合ご予約が必要です)このイベントの「参加」または https://forms.gle/rp76EjnjLSUoBMAx7 から
[プロフィール]
荒川幸祐(Kosuke Arakawa)
写真家・映像作家。2002年にカポエイラを始める。サンパウロ芸術大学FAAPの大学院で写真学を専攻し、在学中にカポエイラ・アンゴーラを学ぶ。2015年にカポエイラグループインジンガの京都支部を始動。代表・準師範として国内外で指導にあたっている。2013年東京駐日ブラジル大使館にて個展「アマゾン・サンタレン」を開催。
https://www.nzingakyoto.com
下郷さとみ(Satomi Shimogo) フリージャーナリスト。1992〜94年にサンパウロ市郊外の貧困地区に住み込んでボランティアとして働き、その後もリオのファベーラを主なフィールドにブラジルの民衆運動の取材を続けている。また、アマゾン先住民族の支援活動を行うNPO法人熱帯森林保護団体(RFJ)の協力スタッフとして、2015年以降、毎年現地を訪問。著書に「抵抗と創造の森アマゾン」(共著/現代企画室)、「平和を考えよう」(あかね書房)など。月刊「Latina」で「ブラジルフィールドワーク」を連載中。 https://www.facebook.com/satomi.shimogo
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